酒と泪とホルンと・・・ -3ページ目

紀子さんスマイル

秋篠宮家に
男の子が誕生しましたね。

無事に生まれて、おめでたいことです。

紀子さんは
40歳になっても、
昔と変わらず、
「紀子さんスマイル」
健在です。


紀子さんが結婚された15年ほど前も
日本は紀子さんブームに沸きました。

当時、私は高校生だったのですが、
我が高校でも
笑顔が紀子さんに似ている
ということで、
「紀子さんスマイル」
と呼ばれ、
高校中が大フィーバーになったことがあります。

そう、今年の
「ハンカチ王子」のように。


その「紀子さんスマイル」の持ち主、
何を隠そう、




この私でした。。。

高校中が大フィーバーは
大げさかな(笑)



私の
「紀子さんスマイル」
今でも、健在でしょうか??

バレエなお弁当屋さん

いつもお昼に行くお弁当屋さん。

手作り弁当がとってもおいしいのだが、

その娘さん(23歳ぐらい?)の

バレエの発表会があるとのことで

ご招待に預かりました。


受付で招待券を見せると、

「こちらへどうぞ。」と係の方が

席まで案内に。

そして、1階の招待席へ連れて行ってくれました。


そう、VIP待遇なのです!

嬉しいやら、恥ずかしいやら・・・


パンフレットを見ると、

なんと、

2ページ目に娘さんの写真とあいさつが

載っているではありませんか!


そう、

どうやら○○バレエスクールの№2!

振り付けも担当しているらしい。



さて、発表会は

バレエというよりも、創作ダンス。


小さな子供のかわいい踊りから始まり、

中学生ぐらいでしょうか、

本格的なクラシックバレエに近いスタイル、

そして、ちょっと前衛的な

大人のダンス。



発表会というから、

正直なめてかかっていましたが、

とても本格的。


自分達はもとより、

見てくれているお客さんに

楽しんでもらおうという気持ちが、

十二分に伝わってくる

素晴らしい発表会でした。



お弁当屋さん、

離婚して女手一つで、

娘さんを育ててきたらしく、

波乱万丈の人生を送ってきたようです。


お店も決して立派な造りではなく、

身なりも決して優雅ではありません。



でも、

娘には好きなことをさせたい、

というお母さんの気持ちを感じました。



それにしても、

自分達の演奏が恥ずかしくなってきました。

お客さんに楽しんでもらおう

という気持ちを

どれだけの人が持っているのか。


気になるところです。




コウノトリがやってきた!

おめでたか?!

と思った方もいらっしゃると思いますが、
そうではありません。

先日放送されたNHKスペシャルのお話です。

http://www.nhk.or.jp/special/onair/060827.html

コウノトリは田んぼのカエルやドジョウなどを
食べて暮らしていたのですが、
農薬散布など、日本の農業が近代化するとともに、
30年以上前、野生のコウノトリは絶滅したそうです

その野生のコウノトリを復活させようという試み。

そういえば、
コウノトリって絵では見たことありますが、
本物の姿をきちんと見たことは
ありませんでした。

大きいんですね。
羽を広げると2メートル程。
空を飛ぶ姿は、とても雄大で、
風格があります。
結構かっこいいです。

人々は
農薬を減らして田んぼを変え、
コウノトリが自分で餌を獲れるような
環境作りをしていました。

そこには、
大地を愛するというか、
自然を大切にするというか、
何か温かいものが感じられました。

赤ちゃんはコウノトリが運んでくる、
なんて言いますが、
日本の少子化にも
どこか通じる物があるのかも知れませんね。

それにしても、
本当に赤ちゃんを運べるぐらい、
コウノトリは大きいみたいです。

旅の記録 2日目 その3

いよいよ帰宅。

帰りは名神高速の渋滞を避けるため、
高速を使わず、岐阜の山を越えて
美濃の温泉を経由して帰宅予定。

しかし、山の入り口まで来たものの、
そびえ立つ山々の険しさに圧倒され、気持ちが萎える。
時刻は7時過ぎ。ラジオの渋滞情報では
関が原から一宮JCまで大渋滞。

協議の結果、先に夕食をとり、
近くの温泉に入浴して渋滞をやり過ごし、
10時ごろ出発することに。

ファミレスに入店。カレーを食べる。
久しぶりに普通の食事をした感じ。
店内のタウンページや観光マップなどで、
長浜市内の立ち寄り湯のある温泉を探すが、
どのホテルや旅館も宿泊者のみ。

8時半を回り、途方に暮れていたところ、
妻が携帯のタウンページで温泉を発見。
9時が最終入館、9時半終了とのこと。
ここから約15分の距離。
急ごう!

地図を見ながら、車を飛ばす。
10分ほど走り、幹線道路を離れ、
生活道路へと入る。
ゆるやかな登りで、
道は川沿いを走り山の中へと進んでいく。

民家が点在するものの、
周囲は暗く、対向車も少ない。
次第に不安になってくるが、それらしき建物は見当たらない。
もしや、道を間違えたのか?!

生活道路に入ってから6分ほどで、
ようやく明かりが見えてきた。
到着。どうやら、地元民が集まる温泉施設に来たらしい。

建物はまだ新しく、従業員の方も暖かく迎えてくれる。
中のお風呂も、2種類のサウナ、
炭酸泉、露天風呂、薬草風呂。
とても充実している。しかも、お値段500円と格安。
慌しく全ての浴槽とサウナを利用する。

9時半までしっかり居座り、9時40分に出発。
関が原まで下道を走り、そこから名神高速に乗ることに。
高速の渋滞もすっかり解消され、順調に進む。

そして、ノンストップで無事に帰宅。
時刻は11時20分。
所要時間1時間40分で琵琶湖付近から帰ってきた。
これは、なかなかの快挙。作戦成功といえる。


かなり盛りだくさんの旅となった。
まるで1週間分の旅行をした気分。

各所で、妻の的確なナビやアドバイスに救われ、
また、5つのホルングッズという「功名」
手に入れることができたのも、妻のおかげ。

存分に「内助の功」を発揮してくれた。

まさに、「功名が辻」な旅であった。

<完>

旅の記録 2日目 その2

再び長浜に到着。

もちろん今回もスーパーに駐車。
皆考えることは一緒で、満車。
どうにか、隙間に停めることができた。
時刻は3時前。いよいよ長浜城を目指す。

公園を抜け、いざ入城。
長浜城は一豊の主君秀吉が築城し、
一豊が初めて城持ちとなった山内家ゆかりの場所。


どうやら普段は秀吉の展示がメインらしく、
一豊・千代の展示は急ごしらえの感が否めない。
新たな発見はあまりなく、やや失望する。

そして、休憩処を求めて再び黒壁スクエアへ。
5時を回っており、お目当ての喫茶店はすでに閉店。
止む無く、オルゴール館の2階にある喫茶へ向かう。
ところが、ここから運命の歯車が動き出す。
1階のアクセサリー売り場を抜けると、
なんと、そこでホルンのブローチを2種発見し、大興奮。

ひとまず、喫茶店に入り落ち着いてから財布と相談。
すでに購入資金は底を尽きていたので、
妻に借金をして2種とも購入。

さらに、オルゴール売り場で、
ホルンを持っている天使を発見!
妻から追加融資を受け、こちらも購入。

他にもホルングッズがないか、店内をくまなく探す。
モーツァルトフェアをやっており、
ホルンコンチェルトのオルゴールがないか、
全てのオルゴールを開けて曲を聞いてみたが、
残念ながら無し。
しかし、ややホッとする。

いつかセレブになったら、
ホルンコンチェルトのオルゴールを
特注しようと心に誓う。

しかし、これで終わったわけではない。
帰りに雑貨屋の前を通りかかって目に飛び込んできたのは


ポスト
ホルンが描いてある郵便ポスト。
値札を見ると22,000円!
だが、融資枠が限度を越えていたため、購入は断念。

スーパーに戻り、お土産を購入。
3,000円以上買うと、駐車場代が無料になるのだが、
合計2,995円也。
もう一品追加することに。


もち
「功名がもち」を630円で購入。
なんのことはない。観光地によくある、ヨモギ餅である。
それにしても、よく考えるものだ。


まだ続く。
その3へ。

浮気

旅行記はちょっとお休み。

今日は師匠が出演する演奏会へ。
「名フィルの日」と題して、
いつもとは違うカジュアルな雰囲気の演奏会。
様々な編成の小品を集めています。

師匠が出演したのはホルン四重奏。
「そんなに練習していない」
とおっしゃっていたのですが、
さすが、プロ。
響き、バランスがとても美しい。
素晴らしいアンサンブルでした。

お客さんも、
ホルンの音色に聴き惚れたようです。


ところで、
お客さんとのふれあいのために、
ロビーでは楽器体験コーナーがありました。

なぜか、私はビオラコーナーに。
そして、きれいなお姉さんに
手取りあしと・・・・

お姉さんの「上手い上手い!」の声に乗せられ

チューリップを完奏。
お姉さん曰く
「ホルンやめてビオラにした方がいいわよ!」

それもいいかなと
ちょっとビオラに浮気心をいだいてしまいました。

旅の記録 2日目 その1

2日目はなぜか5時半に目が覚めてしまい、年を感じる。
丁度朝日が昇る頃なので、
湖畔に行ってご来光の撮影を試みるが、
最も美しい瞬間は逃す。

ホテルに戻り、朝風呂へ。
露天風呂が気持ちいい。
7時半に朝食。
いわゆるホテルの朝ごはんだが、
なかなかおいしい。
昨日と今日の2食で
軽く60品目は越えていると思われる。

8時半にホテルを出発。
琵琶湖を離れて北上し、日本海を目指す。
9時過ぎに、福井の海岸に到着。

トイレや更衣室などの設備がきれいで充実している。
最近作られた海岸なのかもしれない。
砂浜も人工海浜っぽい。

しかし、定番の海の家は見当たらず、
浮き輪やパラソルのレンタルは断念。
家族連ればかりで、
ビーチに定番の若いカップルも見当たらず。
どうやら、地元民の海水浴場にやってきたらしい。

それにしても、
日本海は水がきれい!
魚が泳いでいるのも見える。

一休みし、
砂浜で堀を作り築城するが、
ミシラヌコの襲撃にあい、あえなく落城。
まさに砂上の楼閣となる。
写真は、ピザーラで手に入れた浮き輪「えびマヨ4号」 えびまよ

2時間ほど遊び、海から上がる。
12時過ぎにビーチを出発。
折角ここまで来たので、海の幸を求めて
敦賀の町へ出る。

地魚料理店を見つけ、新鮮な刺身と岩カキに舌鼓。
ホワイトボードに書かれた
本日のお勧めヘレンの刺身」がとっても気になるが、
よくよく見るとへしこの刺身」だった。
鯖を糠漬けにした地元の保存食らしい。

敦賀を後にし、北陸自動車道を一気に南下。
途中、サービスエリアで給油を試みるが、大渋滞のため断念。
普段は高速道路の方が、
一般のガソリンスタンドよりも高いのだが、
高速道路ではガソリンの値段が一律に決められてお

り、
最近のガソリンの急騰により一般の価格が追い越してしまったらしい。
という社会現象を見学して、長浜に再び入る。


続きはその2へ

旅の記録 1日目

夏休みを利用して旅に出たその記録。


目的地は、
今話題沸騰中の「功名が辻」で有名な、
琵琶湖湖畔の長浜+オプショナルツアー

朝8:30自宅を出発。
高速を飛ばし、11:00ごろ長浜着。
混雑のため駐車場が見つからず、
駅前のスーパーの駐車場に車を入れる。

「黒壁スクエア」という
ちょっとおしゃれな街を探検。
http://www.kurokabe.co.jp/

お昼は地元の郷土料理「鯖そうめん」に舌鼓。
なかなか美味。

食後に「吹きガラス」を体験。
40℃以上ありそうな、灼熱の工房で汗だくに。
ほとんど係の人がやってくれるので、
体験としては、やや物足りないが、
1300℃のガラスを扱うのでしょうがないか。

いつか、吹きガラスでホルンを作ってみたい。。。


酒屋で地ビール&地酒を
しこたま買い込む。重い。

ガラス細工店でホルンを吹いているペンギンとイルカを見つけ、

迷わず購入。他に無いか、目を皿のようにして探す。
なんでもホルンに見えてくるから不思議だ。

スーパーに戻り、駐車場2時間分を無料にするため、
500円分の商品を購入。
「たまご焼き名人」に出会えたのは幸運だった。

琵琶湖湖畔をドライブし、ホテルへ移動。
目指すは「琵琶湖ロイヤルホテル」
「琵琶湖プリンスホテル」はすぐに見つかるものの、
ロイヤルホテルはなかなか出てこない。

細い生活道路を通って、ようやく到着。
まるで、会社の保養所のような建物。
エレガントさは全くなし。
ちっともロイヤルぢゃない。。。

目の前の湖畔で湖水浴。
しょっぱくない。当たり前か。
湖で泳ぐのは初めてと思いきや、
オケの合宿で行った河口湖で1人泳いだことを思い出す。

温泉に急いで入り、
夕食は6時半。
まるで、合宿の夕食5時半並の早さ。

懐石風の料理と近江牛のステーキ。
ボリューム満点。
野菜サラダがてんこ盛りで出てきたが、
自家製風のドレッシングはかなりすっぱい。
ノンオイルなのは嬉しいが、
これではまるで酢漬けだ。
しかし、他はどれも手抜きがなく、おいしい。

しばし休憩後、
湖畔で花火。
地酒「一豊と千代」を片手に、
夏を楽しむ。

就寝。

2日目に続く。













「一豊の妻」が教えてくれた幸せな生き方

大原 敬子
「一豊の妻」が教えてくれた幸せな生き方


今、話題沸騰中?!の「功名が辻」から、

もう一冊。


女性の視点から、

千代の生き方に学ぶ心得が書かれています。


ソフトな語り口で、

男心の転がし方が

書いてあるのが印象的です。




人生に悩んでいる女性には

特にお勧めです。


きっと、力になってくれるでしょう。


まるで、瀬戸内寂聴さんの説法を

聞いている気分になれます。





ヨメの会計学

西澤 健次
『功名が辻』に学ぶヨメの会計学


今話題の功名が辻。

旦那を助ける内助の功として、

千代は活躍しますが、

この本は、

千代の働き振りを

ちょっと視点を変えて紹介しています。


内助の功というよりも、

むしろ、参謀として、

山内家ならぬ、山内株式会社の収益が上がるよう、

愚直な一豊にアドバイスを送ります。

そして、

まな板も買えない貧乏暮らしから、

20万石のセレブにまで登りつめたポイントが

書かれています。




年功序列が崩れ、成果主義の昨今、

功名を立てねば出世がおぼつかない

戦国時代に現代は突入しました。


つまり、戦国の世に学ぶことは多いのです。


貸借対照表や損益計算書などの

会計用語も出てきますが、

専門家でなくとも、

十分理解できます。


著者の実生活を引き合いに出しているところが、

また、親しみを感じます。


功名が辻を見ていない方でも、

参考になる一書です。


ちなみに、

ルイ・ヴィトンがまるで悪の枢軸であるかのように、

たびたび登場するのも笑えます。