旅の記録 2日目 その3 | 酒と泪とホルンと・・・

旅の記録 2日目 その3

いよいよ帰宅。

帰りは名神高速の渋滞を避けるため、
高速を使わず、岐阜の山を越えて
美濃の温泉を経由して帰宅予定。

しかし、山の入り口まで来たものの、
そびえ立つ山々の険しさに圧倒され、気持ちが萎える。
時刻は7時過ぎ。ラジオの渋滞情報では
関が原から一宮JCまで大渋滞。

協議の結果、先に夕食をとり、
近くの温泉に入浴して渋滞をやり過ごし、
10時ごろ出発することに。

ファミレスに入店。カレーを食べる。
久しぶりに普通の食事をした感じ。
店内のタウンページや観光マップなどで、
長浜市内の立ち寄り湯のある温泉を探すが、
どのホテルや旅館も宿泊者のみ。

8時半を回り、途方に暮れていたところ、
妻が携帯のタウンページで温泉を発見。
9時が最終入館、9時半終了とのこと。
ここから約15分の距離。
急ごう!

地図を見ながら、車を飛ばす。
10分ほど走り、幹線道路を離れ、
生活道路へと入る。
ゆるやかな登りで、
道は川沿いを走り山の中へと進んでいく。

民家が点在するものの、
周囲は暗く、対向車も少ない。
次第に不安になってくるが、それらしき建物は見当たらない。
もしや、道を間違えたのか?!

生活道路に入ってから6分ほどで、
ようやく明かりが見えてきた。
到着。どうやら、地元民が集まる温泉施設に来たらしい。

建物はまだ新しく、従業員の方も暖かく迎えてくれる。
中のお風呂も、2種類のサウナ、
炭酸泉、露天風呂、薬草風呂。
とても充実している。しかも、お値段500円と格安。
慌しく全ての浴槽とサウナを利用する。

9時半までしっかり居座り、9時40分に出発。
関が原まで下道を走り、そこから名神高速に乗ることに。
高速の渋滞もすっかり解消され、順調に進む。

そして、ノンストップで無事に帰宅。
時刻は11時20分。
所要時間1時間40分で琵琶湖付近から帰ってきた。
これは、なかなかの快挙。作戦成功といえる。


かなり盛りだくさんの旅となった。
まるで1週間分の旅行をした気分。

各所で、妻の的確なナビやアドバイスに救われ、
また、5つのホルングッズという「功名」
手に入れることができたのも、妻のおかげ。

存分に「内助の功」を発揮してくれた。

まさに、「功名が辻」な旅であった。

<完>