交響曲第3番「ひつまぶし」 | 酒と泪とホルンと・・・

交響曲第3番「ひつまぶし」

うなぎ

遅ればせながら、

土用の丑の日ということで、

近所のうなぎ屋さんに行って

うなぎを食べてきました。


愛知のうなぎ料理といえば、

「ひつまぶし」


今日はちょっと奮発して

このひつまぶしを食してきました。


おひつを開けると、

うなぎの香ばしいにおいがフワッと香ります!


このひつまぶし、

ご存知の方も多いと思いますが、

3楽章形式となっています。


第一楽章

Allgro con brio


うなぎとご飯を

そのまま、味わいます。


身はふっくら、そして皮はパリッと。

口の中にうなぎの香ばしさが広がります。

そして、

タレのよくしみ込んだご飯が

また美味い!


生き生きと、しかし急ぎすぎずに食べましょう。



第二楽章

Scherzo Allegoro Vivace


ねぎときざみ海苔、そしてわさびをつけて

いただきます。


青いねぎが、お椀の中を彩ります。


海苔の豊かな味わいと、

ねぎのシャキシャキした食感が、

ふくよかなうなぎの味わいとと対比し、

美しいハーモニーを奏でます!


時折、ツーンとくるわさびが、

アクセントを添えます。


うなぎとねぎ、そして海苔がそろった3拍子。

明るく元気に食べましょう。



第三楽章

Adagio molto cantabile


薬味をのせたおわんに、

さらにだし汁をかけていただきます。


すべてを包み込むだし汁に酔いしれます。


熱いので、

ゆっくりと食べましょう。


そして、

うなぎの神に感謝して、

曲は静かに幕を閉じます。



個人的には

2楽章が好みです。

ふっくらとしたうなぎのおいしさと、

皮の香ばしさが同時に味わえるのが好きです。



今日のひつまぶしは、

本当においしかったです。


田舎の小さなホールで、

無名ながらも

いい演奏に出会った、

そんな感じがちょっとしました。